| 82) 理想
八戒 : こんにちは、悟空 悟空 : 八戒、悟浄、いらっしゃい 悟浄 : よ、久しぶり 悟空 : ちょっと待っててな。 先に三蔵んとこにお茶持っていかないと 八戒 : 手伝いますよ 悟空 : ありがと 八戒 : 今日は、紅茶なんですか? 悟空 : うん、ここんとこ忙しくってさ。 三蔵すっかりヘソ曲げてんだ、だからちょっと甘いやつ 八戒 : なるほど 悟空 : ごめん、ちょっと行ってくる 八戒 : はい、ごゆっくり 八戒 : 光源氏ですねえ 悟浄 : あ?光…何? 八戒 : 光源氏。 東国の読物なんですよ「源氏物語」 悟浄 : で? 八戒 : 都の殿方が一人のお姫様を育てるんですよ。 自分の理想の女性になるように 悟浄 : ああ、居るねえ。 どっかにも 八戒 : 光の君。 と、呼ばれてたそうですよ 悟浄 : うへ、名前まで一緒かよ… 悟空 : ごめん、八戒悟浄 八戒 : いえいえ、いいんですよ。 僕たちの方が邪魔しちゃいましたね 悟空 : 大丈夫だよ。 せっかく来てくれたんだから 八戒 : じゃ、僕たちもお茶にしましょうか 悟空 : うん 八戒 : すっかり、お邪魔しちゃいましたね 悟浄 : サンキューな 悟空 : ううん、また来てくれよな 八戒 : 三蔵の仕事が一段楽したら、皆でご飯でも食べましょうね 悟空 : うん、そうだね 悟浄 : じゃな 八戒 : また来ます 悟空 : 気をつけてな 三蔵 : 悟空 悟空 : 三蔵。 今日は終わり? 三蔵 : ああ…帰ったのか 悟空 : うん。 仕事片付いたら、メシ喰おうって 三蔵 : そうか 悟空 : 今日は何にしようか 三蔵 : そうだな… おわっとけ
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