xiii) 安眠

 ある夜、ひどい嵐に悩まされる、最高僧サマとそのお仲間。

悟空: うるさい…
悟浄: 起きたのか?
悟空: 悟浄も?
悟浄: ああ、これじゃあな…
悟空: うん…

悟空: 三蔵、寝てっかな
悟浄: 起きてるぜ
悟空: なんで、知ってんの?
悟浄: さっき、窓んトコ行ったら、隣も明かりが点いてた
悟空: じゃさ、行こう!三蔵んとこ
悟浄: おい、猿!チッ相変わらずかよ

 コンコン

八戒: どうぞ
悟空: いい?
八戒: もちろんです、やっぱり寝られませんか?
悟空: うん
八戒: 僕らもです
三蔵: …
八戒: 何か飲みますか?
悟浄: 酒
八戒: 悟浄…

 眠気を削がれた四人は、カードを広げはじめた。

八戒: 頂きました
悟浄: げべっ!ロイヤルかよ
八戒: 次の荷物持ちは悟浄ですよ
悟浄: へーい
八戒: 悟空?
三蔵: 寝た
 
 いつの間にか、悟空に膝枕の最高僧サマに、あとの二人は心内でげんなり。

八戒: ベッドへ行きますか
三蔵: そうだな
八戒: 分かりました、悟浄僕たちは隣へ移りましょう
悟浄: ああ

 隣へ移ると、悟浄の盛大なため息。

八戒: どうしました?
悟浄: なんか、分かってても参るよな…
八戒: 何がですか
悟浄: 猿だよ。夜中に目ぇ覚めちまうような嵐なのに、隣があのクソ坊主ってだけで、ああも熟睡出来んのかね〜

 恐らくは、一つのベッドで眠っているだろう二人を、思い浮かべて苦笑する八戒。
 何かを思いついたように、悪戯っぽい笑みを見せた。

悟浄: なんだ?
八戒: 僕たちもしませんか?
悟浄: へ?何を
八戒: 隣のマネっこ

悟浄: やっぱさ〜部屋割り、固定しようぜ…八戒?
八戒: ……
悟浄: アイツらの事、言えねえか…おやすみ、八戒


おわっとけ



 日記書いて、お風呂へ入ったらイキナリ浮かんだので、忘れないうちにベタ打ち。 
 花淋ってこんな奴です
花淋拝


 


使用素材 : クリップアート【ひまわりの小部屋】様